介護食づくりにつかれていませんか!?本人も家族の健康もおなじくらい大事

職場同様にひとりで完璧にやるのはやめよう

職場でも頑張りすぎて、一人でなんでも完璧にこなそうとして失敗することはありませんか。近年では高齢者の夫婦がお互いを介護したり、75歳の息子が95歳の母親の介護をしているなんていう老老介護も増えていきましたね。基本的に介護食だからと言って特別なものをつくる必要はないということを忘れないようにしましょう。元気な人が食べてもおいしいはずですが、料理は作り手に活力があるからこそできるものですよ。介護は食事面だけではありませんから、疲れた時には公的機関の利用や身の回りの相談、宅配の介護食を出前感覚で利用したり、家事代行サービスで料理をお願いするなど、時々自分がリフレッシュできる時間をもちましょう。

外食は適度な刺激になる

認知症になったから恥ずかしくて、外食にはつれていけないなんて思っていませんか。これからは4人に1人が認知症ともいわれる時代がくるのですから、恥ずかしがってどうするのでしょう。状態が良ければ、自宅での介護食はお休みして、週に一度、外食もいいものですよ。ファミレスでもいいですし、メニューが写真付きのところなら、本人が本当は何を食べたいのか反応をうかがうこともできます。介護者にとっても息抜きとなりますし、本人にも脳に刺激が与えられていいでしょう。ただし、とろみ剤とお料理用のハサミをもっていくのは忘れないようにし、できれば、近所で融通のききそうなお店をいくつかみつけてローテーションを組んでみても楽しいですよ。

家族とともに同じものが食べたい

介護のための特別な食事はつくらないという発想は作る側だけでなく、作ってもらう側にとっても喜びとなるでしょう。認知症になると周りは普通に接していても、本人は孤独感や疎外感を感じてしまい、それがお金をとられたと言い出したり、徘徊につながっていくこともあります。初期ではとくに不安症状があらわれやすく、みんなと違うものを食べさせられていると何か特別なものを口にしている不安や焦燥感に駆り立てられることもあります。もちろん、具材の大きさや粘度の調整などは必要ですが、噛む力があるなら家族と同じ献立で出してみるといいでしょう。また、先に食べさせて、自分達は後からではなく、なるべく同じタイミングで食事はとり、難しいようなら、1日1度、おやつだけ一緒にとることからはじめてみましょう。

介護に就職する際には人の介助を行うため、移乗時に腰痛を発症する可能性が高いためサポーターの装着が必要です。